大変だったのです。
大野智作品展『FREESTYLEⅡ』 その2
いよいよ作品展へ。
黒い衝立の向こうに待ち構える作品に
想いを馳せながら、待機列に並びました。
番号を呼ばれ、会場へ行くと・・・・
まさに異空間!
大野智ワールドが目の前に広がっていました。
思わず立ち止まり、「わぁ~」と溜息なのか
言葉なのかわからない小さな声が
出てしまったほど。
制限時間は1時間。
美術館に行けば平気で2~3時間いる私には
足りな過ぎる時間。
最後まで鑑賞することができるのか
不安でいっぱいでした。
でも、この作品展には順路がなく、
好きな作品から鑑賞することができたのが
功を奏し、短い時間の中でも
ゆっくり、じっくり、好きな作品を
好きなだけ鑑賞することができたのです。
スペースオーの空間に計算しつくされて
配置された衝立が、ワクワク度を高め
角を曲がる度に、やっぱり出る声は
「わぁ~」なのでした。
作品集(写真)で見る印象とは異なり、
色彩の輝きや色を重ねた部分が見る位置によって
異なって見えること、一本一本が繊細なタッチ、
立体感、すべてに鳥肌ものでした。
近くから見て、少し離れて見て、
角度を変えて正面、左右、下から見て、
もう一度正面から見てを繰り返していると
やっぱり1時間なんてあっとう間でした。
彼の心の中や素の部分を見れるような
気がしたけど、計り知れませんでした。
やっぱり、大野さんは
ちょっとおかしくて、とっても愛おしい・・・。
決戦の日。そして・・・
『大野智作品展 FREESTYLE2』
本日、チケットの発売日でした。
嵐はファンクラブがありますが、
このチケットは、優先予約がなく、
ローソンチケットの先着順販売のみ。
なんとも過酷であり、
ファンクラブ会員にとっては
なんの優遇もない鬼のような事務所。
以前から、言霊を信じることや
運は引き寄せるものなど
若干スピリチュアルめいたことを
感じはじめていた私は、
祈るような思いで、ネガティブ思想は
幸せを逃すと、ただひたすらに
「行ける!いや行く!」と心に決め
自分に言い聞かせてきました。
どうしても行きたい。
その思いは高まるばかり。
それもそのはず。
だって私は、大野さんのアートな
才能にも惹かれてファンに
なったのだから。
そんじょそこらのファンと一緒に
されては困る(笑)
作品に魅力を感じているんだから、
例え大野さん作ではなかったとしても
作品が見たい。
私が見に行かないでどうする!くらいの
負けない気持ちを神様は
汲んでくれるのだろうか。
昨晩は、なんだか緊張して
チケット争奪の夢は見てしまうし、
朝方には小刻みに目を覚ましてしまい、
コンディションはやや不調。
予約開始1時間前に、
高鳴る胸を撫で下ろしながら
深呼吸するものの手が震える。
慣れないガラケーとパソコン、
固定電話で挑みました。
結論:ガラケーからネットにアクセスし
販売から20分後にチケット確保
販売前に予約サイトで、希望日程のところまで
進めることを確認した私は、10分前から
その画面で待機。
時報に出遅れてなかなか繋がらなかったものの
やはりガラケーは強かった。
アクセス数が、パソコン&スマホに集中
しがちで、ガラケー利用者が減少している
こともあり、繋がりやすかったようだ。
こんなに緊張するものなの?
指が震える、入力ミスをする
予約 できましたの文字に
本気で涙が出ました。
こんなにも、こんなにも
嬉しかったことは、ひさしぶり。
言霊ってありますね。
懇願 すれば、引き寄せされる。
これからもっとポジティブに
過ごしていけるような気がしました。
もちろん、個展も楽しみです。